fc2ブログ
topimage

2024-03

MA・TSU・RI - 2012.02.08 Wed

MA・TSU・RI

紅灯の巷、夕暮れ時
泣き腫らした目に母の幻影
日は昇らんし沈みもせん
縁取られた輪郭はゆれる!

赤鬼今日も俺のため
大きな目から涙を流す
青鬼今日も俺のため
両腕振り上げおどけて見せる!

賽の河原、菜の花咲き乱れ
憂い、無情の祭り節
賽の河原、菜の花咲き乱れ
踊り狂うてヒノマル音頭

よ〜い!よ〜い!奥さん!奥さん!
よ〜い!よ〜い!奥さん!奥さん!


狐の嫁入り 風、土臭い
羽をもがれた蝉の声
俺が裸足で居ったこと
誰か伝えてくれたろうか

赤鬼明日は君のため
その舌優しく切り裂いて
青鬼明日は君のため
その瞳を優しく引き千切る

賽の河原、菜の花咲き乱れ
憂い、無情の祭り節
賽の河原、菜の花咲き乱れ
踊り狂うてヒノマル音頭

よ〜い!よ〜い!お母さん!お母さん!
よ〜い!よ〜い!お母さん!お母さん!

夢?
真?
夢?
真?
ハハコイシヤハハコイシ
手をもいで足をもいで
コレカラハズットイッショ

賽の河原、菜の花咲き乱れ
憂い、無情の祭り節
賽の河原、菜の花咲き乱れ
踊り狂うてヒノマル音頭

よ〜い!よ〜い!奥さん!奥さん!
よ〜い!よ〜い!HITOGOROSHI!

--
2011 lyrics&music aki fukuma

博多っ子純情 - 2012.02.06 Mon

博多っ子純情

山笠終わったあとの博多
気の抜けたごと広う見える
あげん人、人、埋まっとった街筋
しんとして静まりかえってしまう

山笠で梅雨のあけて夏になる
あげん賑おうた境内も人気がなか
博多の夏、午下がり、みんな家ン中
引っ込んで空気ぴたあと止まる

そげなときに俺達は歩きよる
「暑かね」て女がいう

お櫛田さんの銀杏が真緑で夏
「きれいかね」女らしい仕草で微笑う
女の手は少し汗ばんどる
「汗を拭きたい」て女がいう・・・ここも夏

ぴたあと止まった暑か夏の午下がり
「お参りばしよう?」て女がいう

俺達はまた歩き出す、逆戻りする
「天神まで行く?」「どこ行くと?」「・・・、知らん」
ついて来るなていうても女はついて来る
なしついてくるとやて聞いたら

ぴたあと止まった暑か夏の午下がり
「好いとうけん」て女がいう

そこは

行き止まりの
夕焼け
風の吹いて
夏ばちょっと
忘れる

女の
好いとうけん

いうた言葉が
水平線まで
飛んでった

そこは

行き止まりの
夕焼け
風の吹いて
夏ばちょっと
忘れる

女の
好いとうけん

いうた言葉が
水平線まで
飛んでった

--
2011 lyrics 長谷川法世 music aki fukuma

※この歌詞は『博多っ子純情』/長谷川法世 作・画(双葉社/1976〜1983)
より抜粋し、歌詞として編集させて頂いたものです。


マジで世界でいっちゃん好いとう漫画です。博多っ子のソウルフードならぬソウル漫画です。
勿論全巻揃えとります。この『博多っ子純情』、ちかっぱい面白かけん、みんな読まなばい。
なんなら貸しちゃーけん♪

六月革命 - 2012.02.06 Mon

六月革命

六月は好かん
毎年毎年
誰かが死ぬ
六月は好かん

六月は好かん
誰もかれもが
結婚したがる
嫌な星だぜ

雨がぽつり「早よう死なんや」て言う
雲はふわり「早よう諦めやい」て言う

学生服少女の
白いブラウス、雨に犯されて
時限的革命と
消せない記憶の狭間で濡れる
作り笑いだけが上手くなった
孤独な闘いやね


六月の雨に
打たれて死にたい
どうせ降るなら
全部流してしまえ

風がするり「もっと頑張れろう」て言う
月は無情にも「死んだらいかん」て言う

学生服少女の
白いブラウス、雨に犯されて
時限的革命と
消せない記憶の狭間で濡れる
作り笑いだけが上手くなった
孤独な闘いやね

孤独な闘いやね
孤独な闘いやね

--
2011 lyrics&music aki fukuma

NeKroma - 2012.02.06 Mon

NeKroma

夜の帳がおりる頃
ニコニコ腐った魚が踊る
ずっと生臭い市松人形
毒色した紅唇に紅を引く

青紫色した首、流れました
傾城の熱い舌の上で溶けました
半分灼けた猿が歯を剥いて
突き立てられた九寸五分

群生した「おともだち人」たち
つなぎ目のほころびから、どろり
光と影のコントラスト
「無惨ね。」「切ないね。」双児が嘲笑う

ずぅっと唄が
聴こえています
もう傍まで来ています
漢字で書いてみましょう

私の眼、耳、脳、口で腐ります
そうして人は生まれるのですね
繰り返されて行くのですね


目玉の抜けたお気に入り
吐く息が臭くて、捨てた
猿、射精しながら燃えている
「汚いね。」「愉快ね。」双児が微笑う

じぃっと見ています
貴方、愛おしくて
もう傍まで来ています
葬儀は一体、いつ?

私の眼、耳、脳、口で腐ります
そうして人は生まれるのですね
ごみの中へと行くのですね
繰り返されて行くのですね
嗚呼、双児が嘲笑っている

--
2011 lyrics&music aki fukuma

積み木遊び - 2011.12.09 Fri

積み木遊び

曖昧な愛の言葉を
信じたばかりにアタシは
堕ちてしまったのよ貴方
此処は幻影3丁目

貴方にだけはこの胸の
痛みを知っていてほしい
理解ってくれなくてもいいの
孤独な幻影3丁目

ナミダガホロリ

愛されていたいのよ例え嘘っぱちでも
ほろ苦いその体温で感傷が溺れていく
積み木遊びはいつも貴方の番で終わる
悲しくて仕方ないから未明のうちに帰るわ

アタシは右、貴方は左、
夜風は乾いて冷たい


積み重ねられた歪な
輪郭と影が踊ってる
過去が未来に復讐した
別れの幻影3丁目

化け物がほうら
鏡に映る

愛されていたいのよ例え嘘っぱちでも
ほろ苦いその体温で感傷が溺れていく
積み木遊びはいつも貴方の番で終わる
悲しくて仕方ないから未明のうちに帰るわ

虚空という字を
空に投げて
虚無という日を
海に流した


愛されていたいのよ例え嘘っぱちでも
ほろ苦いその体温で感傷が溺れていく
積み木遊びはいつも貴方の番で終わる
悲しくて仕方ないから未明のうちに帰るわ

アタシは右、貴方は左、
夜風は乾いて冷たい

--
2011 lyrics&music aki fukuma

NEW ENTRY «  | BLOG TOP |  » OLD ENTRY

プロフィール

福間あき

Author:福間あき
初めましてもお久しぶりも。
ごきげんよう、福間あきで御座います。

所謂トランスジェンダーで御座います。
平たく云えば汚釜で御座います。
ニューハーフもどきの底辺カスで御座います。
失礼。底辺歌手で御座います。

詳しいところはライブに来て観て触って、
ご覧あそばせ。

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

カテゴリ

おらびよらす(バンド) (27)
おふびよらす(OFFショット集) (1)
げなげな話(日記) (25)
ことだま(歌詞) (17)
ぽえじー(現代詩・コラム) (3)

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

このブログをリンクに追加する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR